プログラム内容

JUMP-JAMの特長を紹介します。

JUMP-JAMセッションを実施するスタッフは、運動遊びのファシリテーターとして、遊びを使って、子どもたちが楽しく参加できる  独自のトレーニングを受けています。 スタッフの心得とする“6C”を紹介しましょう。

  • 01
    CONFIDENCE
    子どもたちの
    自信を養う
    スポーツや体を動かす遊びをおこなう際、体の大きな子や運動の得意な子にプレーする機会を与えたり、スキルを伸ばすようなサポートをしがちです。しかし本来は、すべての子どもに対してその子がベストを尽くせるようなサポートをする必要があります。そして子どもたちが何かをやり遂げたときは、やり遂げることができた理由やプロセスを聞き、その行動をほめましょう。子どもたちは自分の力でやり遂げたことに気づき、それが大きな自信となるでしょう。
  • 02
    CONTRIBUTION
    子どもたちが
    貢献できる機会を作る
    チームでおこなうスポーツや遊びの場合、仲間はずれが出てはいけません。子どもが自ら仲間の輪から外れようとしたときも、そこに戻るように促す必要があります。児童館スタッフは、子どもたち全員 に参加するチャンスを与え、楽しんでいない子が一人でもいないかどうか、目を配らせましょう。前向きなチーム文化をつくるためには、―人ひとりにチームに貢献する機会を与えることです。誰しも自分は重要な人間だと思いたいからです。
  • 03
    CELEBRATION
    子どもたちを
    意図的に褒める
    子どもたちは、スポ一ツや遊びがうまくできると楽しくなり、もっとうまくなるために、その活動に繰り返し参加するようになります。児童館スタッフは、子どもたち一人ひとりがうまくできたことに気づくように目を配ることが大切です。そして、気がついたら、その努力を認めてた<さんほめ、その子の味方であることを示しましょう。努力が成功につながったことを子どもたちに伝えることは、彼らのその後の人生にも良い影響をもたらします。
  • 04
    CHOICE
    子どもたちに
    選択肢を与える
    子どもたちに活動のすべてを好きになってもらう必要はありません。可能な場面では、やりたいことだけを選んでもらいます。子どもたちは選択肢を与えられることによって自分の体験をコントロ ルできーるようになり、楽しい要素が増えます。また、大人から指示を受けることが多い子どもたちに自ら選択する機会を与えることは、その活動に対する愛薯を高めるだけでなく、より良い意思決定をするという、人生において必要な能力を養うことにもつながります。
  • 05
    CLEAR&CONCISE
    子どもたちにわかり
    やすい指示を出す
    スポーツや体を動かす遊びをおこなう際、活動内容について子どもたちに説明する時間は活動時間全体の20%以内とし、実際に体を動かす時間を80%以上確保しましょう。子どもたちがゲームのやり方や安全面でのルールを理解することは大切ですが、それよりも体を動かすことが重要だからです。口頭での指示は明確で簡潔に。子ども たちがすぐにゲームを始められるように、伝えたい内容や伝え方をあらかじめ考えておき、できる限り効率的に説明します。
  • 06
    CONNECTIONS
    子どもたちと
    つながりをつくる
    児童館スタッフは、自分たちと子どもたち、子どもたち同士にも意味のあるつながりができるようにファシリテー トします。それは、子どもたちの人生においてもそれぞれが重要な人物の一人になるからです。この活動以外でも子どもたちの様子に目を配り、子どもたちのことは名前で呼び、子どもたちに楽しんでほしいと思っていることを伝えましょう。活動の最後には自由に話せる時間を設け、話のきっかけを与えると、子どもたちは自分から話すようになります。
子どもたちにプログラムを
体験させたいみなさまへ
“JUMP-JAM”のゲームは、児童館だけでなく、
放課後や休日、学校でも、子どもたち同士や家族、先生とも体験することができます。
運動することが好きでも嫌いでも、得意でも不得意でもたくさんの子どもたちが、
身体を動かすことの楽しさを感じることができます。
ゲームの紹介

JUMP-JAMの効果

JUMP-JAMを体験した子どもや実施した児童館の成果を紹介します。

JUMP-JAMには毎週ではないけど、ときどき来ています。JUMP-JAMは楽しいです。参加しているお友達がその度にちがっても、一緒に体を動かしているうちに仲良くなれます

新宿区の児童館・女子 (小学1年)

仲良く遊べる友達や知り合いが増えましたか?

小学生 女子(n=397)

いつもは他の学年の子とは遊ばないし、運動もしないです。本を読んでたりすることがほとんどです。でもJUMP-JAMが学校にきてくれたときは、王様しっぽとりで自分から王様役をやりました。ただのしっぽとりじゃなかったからです。学年が上の子も下の子も一緒にみんなで遊べておもしろかったです。次は他のゲームをやってみたいです

国立市の児童館・男子(小学4年)

身体を動かして遊ぶことが増えましたか?

小学生 高学年(n=224)

JUMP-JAMは学年がちがっても、大人もみんなで一緒にできるところが楽しい。また参加したいです

多摩市の児童館・男子(小学3年)

仲良く遊べる友達や知り合いが増えましたか?

小学生 低学年(n=539)

みんなで集まってできるし、遊びながら運動して健康体になれます。年齢が離れていても楽しい。一緒にできて、知らないうちに友達ができる。たまにけんかとかもするけれど、気付くとすぐ仲良くなっています

狛江市の児童館・男子 (小学5年)

子どもの体力、身体能力が向上した

実施頻度が高い児童館(n=22)

最近は子どもの運動やコミュニケーションの機会が減っていると感じますが、子どもたちが初対面でもすぐに仲良く遊んでおり、とても良い時間になっていると思います

町田市のイベント・保護者

子どもの遊び友達が増えた

保護者(n=90)

普段は遊戯室でしか遊ばず運動スペースには来ない小学1年生と5年生の女の子が、JUMP-JAMに2回連続で参加してくれました。これをきっかけに、遊戯室でのいつもの遊びでも少しずつ身体を動かす姿が見られるようになりました。また、JUMP-JAMの時間になったら子ども同士で声を掛け合い、参加してくれる姿が増えました

台東区の児童館・職員

運動遊びに熱中する子が多くなった

実施頻度が高い児童館(n=22)

毎日来館している中学生の女の子が、JUMP-JAMに参加してくれました。そのおかげで小学校高学年の女の子たちの参加率がグッと上がりました。また中学生が小学生に負けじと遊んでくれたので、小学生もなんとしても勝ちたいと思ったようで『キャップオニ』で白熱した試合が見られました

品川区の児童館・職員

参加者男女比

JUMP-JAM参加者(n=15916)

小学1年生が少しずつJUMP-JAMに慣れてきており、どうすればうまくいくか、コツは何かを自分で考えながらゲームを行える子が増えてきました。それ以外の子も他の子の意見を聞いて、工夫できるようになってきています

調布市の児童館・職員

積極的に意見を言うなど、コミュニケーション能力の
向上がみられるようになった

実施頻度が高い児童館(n=22)

登録館一覧

“JUMP-JAM”のプログラムを実際に体験できる
児童館を探すことができます。